保湿力最強「セラミド」配合クリームの選び方!乾燥・敏感肌には特におすすめ
季節の変わり目や、年齢を重ねるとともに乾燥を感じてはいませんか?セラミド配合クリームは保湿成分の中でも極めて水分保持力が高く、「保湿効果が最高」と言われております。お肌のバリア機能を高めて、紫外線や外部の刺激からしっかりお肌を保護してくれます。一年を通して保湿はしっかりしておきたいものですね。セラミドクリームをスキンケアに取り入れれば、アンチエイジング効果もアップし若々しく健やかな肌を守ることが出来ますよ。
2017年12月18日更新
記事の目次
[1]セラミドの肌への役割ってどんなもの?
保湿成分として知られている「セラミド」ですが、主にどんな役割があるのかご存知でしょうか?セラミドは保湿効果が優れているだけでなく、元々お肌にある物質なので敏感肌の方や刺激を受けやすいデリケートな季節にも安心して使うことが出来るのです。
細胞間脂質であるセラミドは、水分をつなぎとめる役割を担い、角質層を健やかな状態に保ちます。水分の蒸発を防いでくれる「セラミド配合のクリーム」は、こっくりとした少し重ためのクリームが多いのが特徴です。
セラミドは加齢にともない、水分量が少なくなってしまうお肌に、潤いを与えてくれるとても優秀な成分なのです。30代を境にターンオーバーが遅くなり、肌のトラブルなども増えると言われています。そのターンオーバーを助け健やかな素肌を保つ役割の一つを果たすのが、セラミドなのです。
そんなセラミドにも、沢山の種類がありお肌への作用は様々です。一体どのようなものなのでしょうか?
知っておきたいセラミドの種類とは?
スキンケアの成分として知られているセラミドには、大きく分けて3つの種類に分類されます。お肌の状態に直接スキンケアとして、どんなものなのか知っているだけで選ぶスキンケア商品も変わってきますね。
スキンケアに使われるセラミドは大きく分けて「ヒト型セラミド」「非ヒト型セラミド」「疑似セラミド」の三種類です。このセラミドにはどのような違いがあるのでしょうか?
≪ヒト型セラミド≫
ヒト型セラミドは、本来人が皮膚の中に持っているセラミドとほぼ同じ構造をした形のセラミドのことを言います。
肌のいちばん外側にある角質細胞間脂質にはもともと、セラミドがあり皮膚を守るうえで大切なバリア機能を果たしています。そのヒト型セラミドの中でも種類があり、その種類によって役割が違います。
働きが確認されているもので7種類あり、
- セラミド1
- セラミド2
- セラミド3
- セラミド4
- セラミド5
- セラミド6
- セラミド7
水分保持効果、外部の刺激から守るバリア機能がある。
ヒトの肌にもっとも多く含まれるセラミド。とても高い水分保持能力がある。
水分保持効果、シワを軽減してハリを保つ機能。
角質のバリア機能を高める機能。
セラミド4と同様に角質のバリア機能を高める作用を持っている。
水分保持、ターンオーバー(肌の新陳代謝を上げる、生まれ変わり)の促進をしてくれる。
皮膚の常在菌のバランスのコントロール をし肌のバランスを保つ役割。
セラミド1、3、6が減少すると皮膚が過敏になります。そして乾燥肌や角化症などの肌トラブルを引き起こす原因に繋がります。また、人間の肌にもっとも多く含まれるセラミド2は、肌への影響力も大きいといわれており、バランスが乱れてしまうと保湿効果が減少し、肌がカサつく原因に繋がります。
「ヒト型セラミド」の特徴は、肌に塗ることで不足してしまったセラミドを補い角質層の水分保持の役割を果たします。その為、じゅどの乾燥などや敏感肌をもたらしてくれるのです。また加齢によって潤いを失ってしまった肌の水分維持効果を上げてくれる役割も持っています。
ですが、ヒト型セラミドは水に全く溶けない性質を持っており油やアルコールなどにも溶解性がとても低いため化粧品などへ配合するのがとても難しいとされてきました。
それでも、セラミドの中で一番刺激が少なく、肌なじみの良いセラミドです。近年では、「ヒト型セラミド」配合の化粧水やケア用品も増えてきているのも事実です。
≪非ヒト型セラミド≫
非ヒト型セラミドとは、馬や豚、植物などから作り出された天然セラミドのことを言います。
天然成分ですが、本来は人の肌にはないものですが、馬や豚などのセラミドはヒト型セラミドに使い形をしています。ですが動物性のセラミドより、植物性のセラミドの方が水溶性で肌への浸透がよく化粧品などにもよく使われています。
動物性よりも安全性も高く、保湿効果があります。成分表示では、「ウマスフィンゴ脂質」や「植物性セラミド」などと表記されていることが多く、市販のドラックストアや量販店などでセラミド配合の化粧品など手にしたときに目にしたこともあるのでしょうか。
ヒト型セラミドに比べ、非ヒト型セラミド配合は保湿力に劣りますが肌表面のバリア機能をアップし保湿力をあげる事への期待はできるセラミドです。
≪疑似セラミド≫
疑似セラミドとは、化学的に合成したセラミドのことで合成セラミドと表記されることもあります。疑似セラミドは、科学的に合成したセラミドと同じような働きをすることが出来る物質のことで、セラミドとは別のものです。
本来人の肌の中で最も大切だと言われているのが「セラミド2」です。この「セラミド2」はとても高い水分維持力があり、セラミド全体の2割を占めているといわれています。疑似セラミドはこの「セラミド2」とよく似た働きをしてくれるのです。
セラミドと似た役割を果たしてくれる疑似セラミドは、科学的に作られたセラミドなので自然に作られたヒト型セラミドや、非ヒト型セラミドの動物性の物や植物性の物に比べると少し効果は劣ります。
疑似セラミドの最大の魅力は、低価格でセラミドと同じような働きが得られるということです。疑似セラミドは実際に使用することで効果もしっかり発揮してくれるので、毎日スキンケアとして継続的に使用することを考えれば、安価で続けやすく手軽に手入れをしやすいのが疑似セラミドですね。
保湿効果やバリア機能
セラミドと言っても種類がありますが、どの種類にも保湿効果やお肌を外部の刺激や紫外線から守ってくれるバリア機能があります。肌はいくつかの層になっておりその中の角質層では、油分と水分が交互に重なり合いミルフィーユ状の層をつくります。これを「ラメラ構造」と呼びます。
「ラメラ構造」のセラミドは油分であり、角質層の中で水分を逃がさないように挟み込んで水分保持をしています。その中でも、水分保持能力が最高と言われているのがセラミドです。
セラミドには水分保持効果があるため、そのセラミドがお肌から減少してしまうと慢性的な乾燥状態に陥ってしまうのです。加齢やホルモンバランスの乱れ、睡眠不足、ストレスなどによって減少してしまうセラミドは、ターンオーバーとともに生成される為日々のケアが大切です。
セラミドが減ってしまうと、お肌の内側だけでなく、肌表面のバリア機能が低下してしまいます。その為、外部からの刺激を受けやすくなり肌荒れやかゆみ、赤みなどの炎症の肌トラブルを起こしやすくなってしまいます。
さらに、バリア機能が乱れてしまった肌は紫外線の影響も受けやすくなるのです。 「いつも使っている化粧水がしみる…」「洗顔のあとピリピリとした感じが続く…」などの敏感肌の症状も、セラミドが不足してデリケートになった事が原因の1つと考えられているのです。
低刺激
元々、お肌に存在している「セラミド」はとても低刺激です。その中でも特に保湿力が高く低刺激なものがヒト型セラミドです。ヒト型セラミドは、アトピー肌の治療などにも使われ、安全性がもっとも高く高保湿で即効性のあります。高価で普段から使うスキンケアとしては向いていません。
日常的に使う化粧水などに入っているセラミドは非ヒト型セラミドも多く、そちらもかなり低刺激です。ヒト型セラミドと比べてしまうと保湿力には劣りますが、敏感肌の方や刺激が強いものが苦手な方にはセラミド配合のクリームなどはとても使いやすいものでしょう。
[2]セラミドと相乗効果のある成分てどんなもの?
セラミドは、相乗効果のある成分がいくつかあり一緒に摂取することでより肌のエイジング効果をあげてくれます。加齢に伴うエイジングケアには、抗酸化作用があるものやコラーゲンやエラスチン、潤いを与えてくれるヒアルロン酸などもおすすめです。
セラミド配合のクリームを選ぶときには、このような成分が一緒に配合されているものを選ぶとよりよい効果を期待することが出来ますよ。セラミドには水分保持効果があるため、それに加えてハリやつやを加えることでエイジング効果もアップし、健康な素肌を守ることが出来ます。肌に必要な物質を効率よく取り込むことが美肌への第一歩ですね。
では、どのような成分が効率よくセラミドとの相乗効果を出してくれる物質なのでしょうか?
コラーゲン
コラーゲンは、たんぱく質の一種で人体を構成するのにセラミド同様とても大切な役割を持っています。実は人体を作っているたんぱく質の30%がコラーゲンだと言われており、皮膚では70%のがコラーゲンが占めているのです。コラーゲンは肌にハリと弾力を与えてみずみずしく健康的な素肌を守る働きをしています。
コラーゲンはセラミドと同じく、水分維持効果を持っていますがコラーゲンに比べるとセラミドの水分維持効果は少し弱めです。コラーゲンもセラミドと同様に加齢やターンオーバーの乱れで少しづつ減少してしまうものなのです。
日々の生活では補ったりスキンケアとして補うことが素肌の健康状態を保つことにつながります。そしてセラミドと一緒に補うことで、より肌のバランスを整えて肌トラブルを軽減し、若々しく健やかな素肌に導いてくれるのです。
ですがコラーゲンは分子が大きいので、肌に直接塗るものとサプリメントとして体内に取り込むとより相乗効果があがりますよ。
エラスチン
エラスチンは日本語では弾性線維と呼ばれているもので、肌の健康状態を守っている物質の一種です。体内でコラーゲン同士を結びつけてくれる役割をしています。エラスチンは、コラーゲン、ヒアルロン酸とともに真皮で生成されています。肌のバランスが崩れるとエラスチンも減ってきてしまいます。
エラスチンやセラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸とともに肌にとって大切な物質なのです。エラスチンはセラミドなどと一緒にクリームなどに配合されていると肌になじみ、よりセラミドの保湿効果が上がります。肌のハリや弾力、水分量をキープするにはとても大切な成分なのです。
ヒアルロン酸
美容成分としてよく耳にするヒアルロン酸は、水分量をキープするセラミドと同じような働きを持っていますがセラミドとは皮膚の中で存在する場所が異なります。ヒアルロン酸には1gあたり6リットルという保水力を持ち肌の水分量をキープしてくれます。乾燥肌には、ヒアルロン酸で水分量を高めた後、セラミドで保湿と肌のバリア機能を高めるとより健康な素肌に近づけてくれます。
[3]セラミドクリームの選び方のポイントは?
セラミドクリームの選び方のポイントは成分表示を確認し、どんなセラミドが配合されていてその他にセラミドの吸収を促す成分や、相乗効果のある成分がどのくらい配合されているかが大切なポイントです。
成分表示を確認しよう
セラミドクリームを選ぶときに注意したいのは、どんなセラミドが配合されていてその他にどんな成分が配合されているのかです。セルフケアでも、毎日使うのに安価なものを選ぶのか特別ケアに高価なものを選ぶのかなど自分が求める価格もセラミドクリームを選ぶときの必要なポイントですが、成分表示をみて「セラミド3」「セラミド6」というように数字が入っているものを選ぶようにすると失敗しません。
即効性を選ぶならヒト型セラミドが配合されているものを選ぶと効果が出やすいのです。その他にも、セラミドとの相乗効果のある成分「ヒアルロン酸・コラーゲン・スクワラン・ワセリン」などが入っているものを選ぶとセラミドの吸収性も良くなり、肌のバランスが整いやすくなりますよ。
セラミドの吸収を促す成分はどのくらい入っているの?
セラミドは、単体でも肌への効果をもたらしてくれますが、セラミドの吸収を促す成分が一緒に入っているクリームを選ぶことでより効率よく肌へ吸収することが出来ます。セラミドの吸収を促す成分は、ビタミンA・ ビタミンB・ ビタミンC・ ビタミンE・ スクワランなどです。
これらの成分は、セラミドの吸収力を手助けしてくれターンオーバーを正常化させてくれる効果もあります。その他にも抗酸化作用があり、代謝を助けてくれる役割があります。
[4]セラミドクリームでしっとり素肌を手に入れよう
セラミドの役割をわかり、毎日使うことでしっかりとした効果を得ることができますよ。特に、ヒト型セラミドは刺激も少なく安心して使える代表的なセラミドです。自分の肌に合ったセラミドクリームを見つけて、しっとりとした素肌を手に入れましょう。
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